- 転職回数が多くて、次の転職で年収を上げられるか不安
- 採用担当者が転職回数をどう見ているか知りたい
- 転職回数が多い自分でも使えるエージェントを探している
「転職4回目…もう採用されないんじゃないか」
そう感じて、求人サイトを閉じた経験はありませんか。
転職回数が多いこと自体は、年収アップの妨げにはなりません。
大事なのは「回数」ではなく、転職の伝え方と戦略です。
この記事では、転職を3回経験した筆者が、実際に年収を上げるまでに実践した方法を、採用担当者の視点も交えながら具体的に解説します。
読み終わったあとに「自分にもできそう」と思えるよう、初心者の方にもわかりやすく書きました。
ぜひ最後まで読んでみてください。
転職回数が多いと年収は上がらない?まず現実を整理しよう

「転職回数が多いと不利」という話はよく聞きます。
でも、それはすべての場面で当てはまるのでしょうか。
まず採用担当者の本音から確認しましょう。
採用担当者が「転職回数」を見るときの本音
採用担当者が転職回数をチェックする理由は、主に次の3点です。
採用担当が転職回数から読み取ろうとしていること
- 定着性:入社してもすぐ辞めないか
- 一貫性:キャリアに意図や方向性があるか
- 誠実さ:転職理由を正直に話してくれるか
つまり、採用担当者が本当に気にしているのは「転職した回数」ではありません。
「なぜ転職したのか」という理由と文脈です。
たとえば5回転職していても、「エンジニアとしてスキルを積み上げ、より難易度の高い案件を扱える環境を選んできた」という一本筋の通ったストーリーがあれば、むしろ評価されることがあります。
逆に転職2回でも「なんとなく嫌になった」としか説明できなければ、
書類を通過しても面接で大きく不利になります。
これが大前提です。
「何回以上はNG」という明確な基準は存在しない
「転職は3回まで」「30代で4回以上はアウト」という話をよく耳にします。
ただ、これは正確ではありません。
企業によって基準はまったく異なります。
業界・企業規模によって基準は大きく違います
- IT・ベンチャー系:転職回数をほぼ問わないケースが多い
- 外資系企業:スキルと実績重視で、回数より中身を見る傾向
- 大手・伝統的日系企業:3回以上で書類落ちするケースもある
- 中小・成長企業:即戦力重視のため、経験の多さがプラスになることも
大切なのは、「自分を正しく評価してくれる企業・業界を選ぶ」という視点を持つことです。
すべての企業に通用しようとする必要はありません。
自分のキャリアを武器として見てくれるフィールドを選ぶことが、年収アップへの近道です。
転職回数より「なぜ転職したか」が評価を分ける
採用の現場で実際に差がつくのは、転職の「理由の質」です。
次の2パターンを比べてみましょう。
- 各転職に明確な目的がある(スキル習得・キャリアアップなど)
- 転職ごとに担当領域・責任範囲が広がっている
- 一本の軸(専門性・職種・業界)でつながっている
- 「なんとなく合わなかった」という説明しかできない
- 同じ職種・同じレベルの仕事の繰り返し
- 職種も業界もバラバラでストーリーがない
転職回数が多くても年収アップを目指せるかどうかは、この「理由の質」を磨けるかどうかにかかっています。
転職回数が多くても年収アップを実現した人の共通点3つ
では、転職回数が多くても実際に年収を上げた人たちには、どんな共通点があるのでしょうか。
大きく3つに整理しました。
ひとつひとつ詳しく解説します。
転職ごとにスキルを「積み上げている」
年収を上げている人の転職は、毎回「何かが増えている」のが特徴です。
逆に年収が上がらない人に多いのは「同じ職種・同じレベルの仕事の繰り返し」です。
転職回数がいくら増えても、経験の深さが変わらなければ市場価値は上がりません。
- 転職ごとに担当領域が広がっている
- マネジメントや上流工程に近づいている
- 専門性が深まり、希少価値が高まっている
- 資格・実績など客観的な証明がある
- 毎回ほぼ同じ業務内容での転職
- 給与水準が似た企業間での横移動
- スキルの幅も深さも変わっていない
- 実績を数字で語れない
次の転職先を選ぶときは「今より何を得られるか」を軸にしましょう。
その積み上げこそが、年収アップの土台になります。
転職の「ストーリー」を言語化できている
採用担当者が職務経歴書を読むとき、実は「転職の回数」よりも「転職の文脈」を読んでいます。
複数回の転職がバラバラに見えても、一本の軸で語れれば説得力が生まれます。
面接官に刺さるストーリーの組み立て方
- ① なぜその会社に入ったか(入社理由)
- ② そこで何を学び、何を達成したか(具体的な実績)
- ③ なぜ次に進んだか(退職理由=前向きな言語化)
- ④ その積み重ねが今の自分をどう形成したか(現在地)
- ⑤ だからこそ次はここで何をしたいか(志望動機)
このストーリーが完成すれば、転職3回でも5回でも「計画的にキャリアを積んできた人」として映ります。
逆に、転職1回でもストーリーがなければ説得力は出ません。
回数より「語れるかどうか」が勝負です。
年収交渉を戦略的に行っている
転職で年収を上げるには、交渉の準備も必要です。
特に転職回数が多い場合は、「自分の市場価値を数字で示す」ことが交渉の軸になります。
- 交渉術①実績を数値で示す「売上を前年比120%に伸ばした」「離脱率を15%改善した」など定量的な成果を準備する。
数字があると交渉の説得力が格段に上がります。
- 交渉術②市場相場を根拠にする転職サイトの年収データや同業他社の求人票を参考に「この職種・スキルレベルの市場相場」を示す。
感情論ではなくデータで話すことで、相手も動きやすくなります。
- 交渉術③希望ではなく「条件」として伝える「できれば年収〇〇万希望です」ではなく、「前職の水準と市場相場を踏まえ、〇〇万円からご検討いただけますか」と条件として提示する。
年収交渉は内定が出た後・入社承諾の直前が最も効果的です。
一度受け入れ姿勢を見せてから、条件確認の形で切り出すのが基本の流れです。
転職回数が多い人が最初に使うべきエージェントの選び方
転職エージェントはどこも同じではありません。
転職回数が多い人ほど、「自分の状況に合ったエージェント選び」が結果を左右します。
大手と特化型、どちらが自分に合うか
大手エージェントの特徴
- 求人数が多く、幅広い選択肢がある
- 知名度があり安心感がある
- 担当者の質にばらつきがある場合も
- 転職回数が多いと対応が薄くなるケースも
特化型エージェントの特徴
- 業界・職種に深い知見を持つ担当者が多い
- 回数より実力・実績で評価してくれる
- 企業との関係が深く、非公開求人が豊富
- 転職回数が多い人への対応実績がある場合も
推奨は「大手1社+特化型1〜2社」の組み合わせです。
大手で求人の幅を確保しながら、特化型で精度の高い選考対策を受けるのが理想です。
【比較表】転職回数が多い人向けエージェント比較
転職回数が多い人向け|エージェント比較表
| エージェント名 | 転職回数への対応 | 年収交渉力 | 非公開求人 | 向いている層 |
|---|---|---|---|---|
| リクルートエージェント | ◎ | ◎ | 業界最多 | 全職種・全年代対応。 まず登録すべき1社 |
| doda | ◎ | ○ | 多い | 20〜30代・複数回転職まで幅広く対応 |
| TechGo(テックゴー) | ◎ | ◎ | 多い | 実務2年以上のITエンジニア・年収600万円〜のハイクラス狙い |
| 第二新卒エージェントneo | ◎ | ○ | 普通 | 20代・経歴に不安がある・手厚いサポートを求める方 |
| ビズリーチ | ◎ | ◎ | 多い | 30〜40代・管理職・外資系・年収600万以上 |
複数登録が基本です。
1社だけでは求人の幅が狭く、比較もできません。
まずは2〜3社に登録して、担当者との相性・紹介求人の質を見ながら絞り込みましょう。
実際に使って良かった体験談(転職3〜6回経験者)
大手エージェントに断られたこともありましたが、業界特化型に切り替えると担当者が転職回数を気にするどころか「経験が豊富ですね」と言ってくれました。
スキル重視の企業を紹介してもらえ、無事に年収アップで転職できました。
担当者との相性が合わないと感じたら、遠慮なく変更を申し出るか、別のエージェントに切り替えましょう。
それも立派な戦略です。
正直に言う:転職回数が多いと実際に不利になる場面

ここまでポジティブな面をお伝えしてきました。
しかし、デメリットも正直に伝えます。
転職回数が多いと実際に不利になる場面は存在します。
書類選考で落とされやすい企業・業界の特徴
転職回数が多いと書類通過が難しくなりやすい企業
- 大手・老舗の日系企業(終身雇用文化が根強い)
- 金融・銀行・保険など保守的な業界
- 公務員・準公的機関・社会福祉法人
- 年功序列が強く残る製造業の一部
こうした企業・業界は、そもそも転職回数が多い人を評価するフィールドではありません。
無理に応募するより、自分を正しく評価してくれる企業に絞ることが、結果として年収アップへの近道になります。
面接で必ず聞かれる質問と、通過率が上がる回答例
転職回数が多い場合、面接では高い確率で次の質問が飛んできます。
事前に答えを準備しておきましょう。
- Q1「転職回数が多い理由を教えてください」NG:「なんとなく合わなかった」「人間関係が…」。
OK:「各転職で〇〇のスキルを習得することを目的としており、現在は〇〇ができる環境を求めています」と目的を軸に語る。
- Q2「弊社もすぐ辞めませんか?」NG:「辞めません」と断言するだけ。
OK:「これまでは転職の軸が明確でなかった部分もありました。
今回は〇〇という観点で貴社を選んでおり、長期的に貢献したいと考えています」と過去の反省+今回の理由をセットで答える。
- Q3「前職を退職した理由は?」NG:前の会社や上司の悪口。
OK:「より〇〇に挑戦できる環境を求めた結果です」と前向きにリフレーミング。
ネガティブな理由も「そこから得た学びを次に活かしたい」と転換すると印象が変わります。
エージェントの模擬面接を積極的に活用しましょう。
よくある疑問Q&A|転職回数が多くても内定・年収アップはできる?
転職活動でよくある不安を、Q&A形式でまとめました。
Q. 30代・40代でも遅くない?
遅くはありません。
ただし、年代によって求められるものが変わります。
30代なら「即戦力としての専門スキル」、40代なら「マネジメント経験や組織への貢献実績」が重視されます。
転職回数よりも「この年齢でこれだけの実績がある」という説得力を準備することが先決です。
40代以降はエージェントの選択肢が絞られますが、ハイクラス特化型(JACリクルートメント・ビズリーチなど)を使えば、年収アップの可能性は十分あります。
Q. 職務経歴書の書き方で印象は変わる?
はい、かなり変えられます。
職務経歴書は会社名と在籍期間を並べるだけでは不十分です。
「各社でどんな課題を解決し、どんな成果を出したか」を具体的に書くことが重要です。
職務経歴書で意識すべきポイント
- 各職歴に「担当業務」と「具体的な成果(数値あり)」を記載する
- 転職の多さを感じさせないよう、ストーリーとして読める流れに整理する
- A4・2枚以内にまとめる(長すぎると読まれにくい)
- エージェントに添削してもらう(プロの目は必ず通す)
Q. 「また辞めそう」と思われないためにできること
「なぜ今回の転職先なら長く続けられるのか」を具体的に語ることが必要です。
たとえば「これまでは環境に流されて転職していたが、今回は自分の軸(〇〇)に合った企業を選んだ」という形で、過去の転職との違いを説明できると説得力が増します。
加えて、志望企業への理解の深さ(事業内容・文化・課題への共感)を示すことも、定着意欲のアピールになります。
「なんとなく良さそう」ではなく「だからここで働きたい」を言語化しましょう。
転職回数5回以上で年収100万円以上アップした実例

「本当に転職回数が多くても年収は上がるの?」という疑問に答えるため、具体的なケースを紹介します。
いずれも実在するパターンをもとにした事例です。
【事例①】28歳・ITエンジニア|5回転職→年収150万円アップ
Aさんのプロフィール|28歳・Webエンジニア・転職5回
年収変化:280万円 → 430万円(+150万円)
新卒でSI企業に入社後、フロントエンド→バックエンド→インフラと転職ごとに技術領域を広げてきた。
5社目でフルスタックエンジニアとして採用され、年収は150万円アップ。
面接で転職回数への懸念が出たが、「転職ごとに技術スタックを意図的に広げてきた」と説明したところ、むしろプラス評価を受けた。
成功のポイント:スキルの「横展開」が明確で、転職に一貫した目的があったこと。
ITエンジニア専門の転職エージェント TechGo(テックゴー) は、Aさんのように「転職経験が豊富なエンジニア」を積極的に採用する企業の非公開求人を多数保有しています。
模擬面接は回数無制限なので、技術職特有の「実績の見せ方」も一緒に磨けます。
【事例②】35歳・営業職|4回転職→年収150万円アップ
Bさんのプロフィール|35歳・法人営業・転職4回
年収変化:前職比+150万円
食品メーカー→広告代理店→SaaSスタートアップと、業界は変わりながらも「法人営業」を一貫して続けてきた。
4社目の転職時には「SaaS営業の経験者」として希少性が生まれており、大幅な年収アップに成功。
エージェントを通じて、転職回数よりSaaSの営業実績を評価する企業と出会えたことが決め手。
成功のポイント:職種を変えずに業界を変えることで、クロスドメインな専門性を築けた。
【事例③】43歳・マネージャー職|6回転職→年収250万円アップ
Cさんのプロフィール|43歳・営業マネージャー・転職6回
年収変化:650万円 → 900万円(+250万円)
転職を重ねるたびに組織規模が大きくなり、マネジメントする部下の人数も増えてきた。
最初は5名、次は15名、現在は40名規模のチームを担当。
6回目の転職ではJACリクルートメントを活用し、年収900万円のオファーを獲得。
「転職回数が多いのは不利では?」と相談したところ、「それだけ多様な組織を経験してきた強みがある」とアドバイスを受け、その切り口で面接を乗り越えた。
成功のポイント:転職ごとに「組織規模・責任範囲」が上がっており、キャリアの上昇が明確に見えた。
今すぐ始められる転職準備|エージェント登録前にやること3つ
転職活動を始める前に、3つのことを準備しておきましょう。
これがあるかないかで、エージェントとの初回面談の質が大きく変わります。
① 転職の「軸」を言語化する
「なぜ転職するのか」「何を基準に転職先を選ぶのか」を箇条書きでいいので書き出す。
この軸がないと、エージェントに登録しても求人選びがブレます。
まず自分の優先順位を明確にすることが出発点です。
転職の軸の例
- 年収〇〇万円以上/フルリモート可/マネジメント経験を積める
- 特定の業界・職種でスキルを深めたい
- ワークライフバランスを重視したい
② 職務経歴書の草案を作る
各職歴に「担当業務」「成果・数値」「学んだこと」を書き出す。
完璧でなくてOKです。
エージェントに添削してもらう前提で、まず粗削りに作りましょう。
草案があるだけで、初回面談でエージェントから具体的なアドバイスをもらいやすくなります。
③ 希望年収の根拠を用意する
「なんとなく年収を上げたい」ではなく、根拠を準備しておきましょう。
希望年収の根拠の作り方
- 現職の年収を確認する(〇〇万円)
- 同職種の市場相場を転職サイトで調べる(〇〇万円)
- 上記2つを根拠に、希望年収として提示する金額を決める
この根拠があると交渉の土台が固まります。
感情論ではなくデータで話せることが、成功率を上げる鍵です。
【目的別】おすすめエージェント比較表
目的別|おすすめエージェントの選び方
| 転職の目的・状況 | おすすめエージェント | 選ぶ理由 |
|---|---|---|
| まずは幅広く求人を見たい | リクルートエージェント | 求人数No.1。 転職回数への対応も手厚い |
| 20〜30代・エージェント初利用 | doda | サポートが丁寧で転職慣れしていない人でも安心 |
| ITエンジニア・年収600万円以上を目指す | TechGo(テックゴー) | ITエンジニア専門。 模擬面接無制限・1Day選考会あり。 転職回数より実績で評価 |
| 経歴に不安がある・手厚いサポートを求める20代 | 第二新卒エージェントneo | 書類通過率94.7%・Googleクチコミ★4.4。 平均10時間サポートで内定まで伴走 |
| 年収600万円以上のハイクラス転職 | ビズリーチ | スキル・実績重視のため転職回数より中身で評価される |
エージェントは無料で複数登録できます。
最低2社は並行して使うのが転職成功率を上げる基本戦略です。
まず登録しておきたいエージェント
模擬面接無制限・1Day選考会あり。
転職回数より実績・スキルで評価する企業と直結。
経歴に不安がある20代・転職回数が多い方への丁寧なサポートに定評あり。
内定まで最短2日。
まとめ|転職回数は「言い訳」ではなく「武器」になる
ここまで読んでいただいた方は、「転職回数が多い=不利」という思い込みが少し薄れたのではないでしょうか。
この記事のまとめ
- 採用担当者が見ているのは「転職回数」ではなく「転職の理由と一貫性」
- 転職ごとにスキルが積み上がっていれば、回数は市場価値の証明になる
- ストーリーを整えれば、転職5回でも面接を通過できる
- 転職回数が多い人を評価する企業・業界は必ず存在する
- エージェントは複数社を使い分けるのが成功率を上げるコツ
- 年収交渉は感情論ではなく、実績と市場相場を根拠にする
転職回数は、使い方次第で「多彩な経験を持つ人材」という武器になります。
大切なのは、自分のキャリアを自分の言葉で語れるようにすること。
そのための準備と、自分を正しく評価してくれるエージェント選びから、まず一歩踏み出してみてください。
登録は無料、相談だけでもOKです。
まず動いてみることが、変化の第一歩です。


転職回数が多くて不安でしたが、リクルートエージェントの担当者は「回数より実績を整理しましょう」と最初から前向きに対応してくれました。
職務経歴書の添削を3回、面接練習も2回行った結果、希望年収より20万円高いオファーをもらえました。