・メタバースとNFTの関係ってあるの?
こんな悩みを解決します。
- メタバースとは
- NFTとは
- 人気のプラットフォーム
最近、話題になっている「メタバース」。
facebookが「Meta」と社名を変更していることや多額の投資をして力を入れていることから、今やメタバースは急上昇しているビジネスになっています。
海外を始め、日本のゲーム業界にも浸透しており、近々、公開される予定も発表されています。
そんな、メタバースを一度は聞いたことあるけど、まだピンと来てない人は多いのではないでしょうか。
本記事では、メタバースはどういうものなのか、ビジネスにどう展開しているか、その活用方法と事例についてご紹介します。
メタバースとは?
メタバースとは、3次元世界や仮想空間のことを指します。
メタバースの由来は、超越を表す古代ギリシャ語の「meta」に、世界を表す「universe」を掛け合わせた造語といわれています。
この仮想空間のメタバース内でアバター(自分自身)を設定操作し、他のユーザーと交流したり、イベントやアイテムを揃えたり、取引するといった別世界での生活を楽しめます。
なお、メタバースはブロックチェーン技術を組み合わせており、安全性や利便性が高まり実現されています。
ブロックチェーン技術でメタバースは高度な安全性を確保
そもそもブロックチェーンとは、ブロックチェーン上で行わている取引を多数のコンピューターを共有することで、データ改ざん不可能な状態で安全に取引とデータを保管する仕組みです。
つまり、様々な取引データをブロックチェーン技術によって安全に機関や人物が保有できる仕組みとなっているということです。
例えば、銀行の場合
例えば、銀行の場合でご紹介します。
銀行だと、顧客の取引データをその銀行が管理しているため、中央組織である銀行がハッキングされた場合、取引データの喪失につながります。
なお、ブロックチェーン技術を活用すると、取引データが常に複数のコンピューターに共有されているため、改ざんが非常に難しいため、データ自体の信憑性も高く、担保することができます。
メタバース(仮想空間)にブロックチェーン技術が導入されているわけは、データに資産性を持たせることができるからです。
これがNFTと呼ばれる技術です。
NFTとは?
NFTとは、ブロックチェーン技術を活用することで、アートやゲーム内のアイテム、ありとあらゆるデジタルデータの資産に所有者の情報を追記できることを指します。
たとえば、1,000札のお札は1,000円のものの同等の価値しか手に入りませんが、NFTは全く違います。
例えば、
- SNSアイコン
- ゲーム内のアイテム
- 音楽
- 絵画
これらすべてがデジタルアートでNFTが起用されています。
アイテム市場によって価値が異なりそれぞれの価値があり、すべてが同等の価値ではありません。
また、NFTの取引売買はすで世界中で行われており、最大手のNFTマーケットプレイスであるOpenSeaは2021年の8月の流通総額が3500億円を超えるほど伸びています。
このように資産性を持たせることができるNFTの技術がメタバースにも活用されているということです。
メタバースにどのように使われているか
さきほど、すべてのデジタルアートにNFTを活用されていると説明しましたが、もう少し具体的にご紹介します。
メタバースの具体的な活用方法は次の通りです。
- NFT化したアイテムの武器や土地
- アバターの装飾品
- 自分でNFT化したアイテム(絵画や音楽)
- NFTギャラリーやショールーム
上記以外にも、NFT化されたものであれば、取引可能です。
特にメリットと言えるのが、NFT化されたアイテムであれば、自分のウォレットに保管でき、いつでも売却可能ということです。
メタバース内のNFT活用次第で大きな収益になるかもしれません。
人気おすすめのメタバースのプラットフォーム3つ
いま世界を始め、日本でも人気のメタバースプラットフォームを厳選してご紹介します。
今回ご紹介する人気のメタバースプラットフォームは次の3つです。
- Decentraland(ディセントラランド)
- Axie Infinity
- THE Sandbox
Decentraland(ディセントラランド)
通貨名 | MANA(マナ) |
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シンボル | MANA |
Decentraland(ディセントラランド)は、イーサリアムブロックチェーンを利用したVR(バーチャルリアリティ)プラットフォームです。
VR空間の中でアバターをつくり。新たなNFTのアイテムやコンテンツを創り出すことが可能です。
発行するトークンは、MANAで、Decentraland内のアバターや装飾品の支払時に利用できます。
Decentralandの特徴
- ブロックチェーン技術を活かしたVR空間
- 生成した土地やアイテムなどのNFTをNFTマーケットで売買できる
Axie Infinity
通貨名 | AXS(アクシー) |
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シンボル | AXS |
世界で最も人気の高いゲームの一つです。
一度はやって事のあるポケモンみたいな印象で、キャラを育てたり、戦ったりするイメージです。
Axie Infinityの通貨はAXSで、初めは、3体キャラを購入しないといけません。
Axie Infinityの特徴
- キャラを育てて戦わせる
- 一人一人のキャラは個性を持っている
THE Sandbox
通貨名 | SAND(サンド) |
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シンボル | SAND |
The Sandboxは、イーサリアムブロックチェーン上のメタバースで、すべてのゲーム内アイテム・資産・土地がNFT化されています。
ゲーム内は、「SAND」というトークンが利用されています。
ゲームを進行するためのクエストがなく、プレイヤーが自由に目的を進めて遊んでいくスタイルです。
The Sandboxの特徴
- 自由にオリジナルを創作・販売することができます
- マインクラフトのように自由に遊んで構築できる
- 一人一人のキャラは個性を持っている
メタバースのよくある質問
メタバースによくある質問をご紹介します。
まとめ:
本記事では、メタバースとNFTとは何かを解説しました。
- メタバースとは、3次元の仮想空間のこと
- メタバースを活用して、他社とコミュニケーションをとれる
- 現実世界とは別の世界での生活を楽しむことができる
NFT化をまとめました。
- NFTは高額で売買されることもあり収益化に期待できる
- NFT化されたアイテムを購入・売買することができる
- ユーザー資産をNFTとしてブロックチェーンに保管できる
このように、メタバースはただ仮想空間ではなく、一つの経済圏として成り立っています。
稼げるという認識で注目を集めているのは間違えありません。
なお、メタバースを始めるには、そのゲーム内で使える仮想通貨が必要なので、コインチェックがおすすめです。