2021年4月12日より、ココナラの手数料が改定され以下の通りになっています。
販売時に適用される手数料 | 購入時のサービス手数料 |
---|---|
20%(税込22%) | 5%(税込5.5%) |
こちらの料金は、販売時の料金に変動することなく『一律』です。
ですので、1万と10万を販売しても、差し引かれる手数料が同じということですね。
ココナラで仕事を受注している人や商品を購入している人にとっては、ココナラ手数料の改定に伴い、少し体制が変わった人も多くいらっしゃるでしょう。
そこで本記事では、ココナラ手数料が高すぎるという声をもとに、ココナラ手数料の捉え方から実際に、どう活かしていくのかを詳しく解説していきます。
ココナラの手数料が高すぎるという声の実態とは
2021年4月12日より、ココナラの手数料が改定され少し体制が変わったのではないのでしょう
購入時の手数料:5.5%
販売時の手数料:22%他のクラウドソーシングサイトに比べると、販売時の手数料も高いです
何より、購入者も販売手数料がかかるので、少し損をした気分
外部と連携してうまく活用しよう— とらいく| 副業×ブログ (@trykmagazine) November 9, 2021
「ココナラの手数料が高すぎる」、「商品を購入すると5%かかるのか」という声も多数ありました。
- 1,000円のサービスを販売した場合
- 10,000円のサービスを販売した場合
- 100,000円のサービスを販売した場合
2021年4月12日まで(従来場合):手取り725円 (手数料25%×1.1(消費税10%)=27.5%)
2021年4月12日より(改定):手取り780円 (手数料20%×1.1(消費税10%)=22%)
2021年4月12日まで(従来場合):手取り7250円 (手数料25%×1.1(消費税10%)=27.5%)
2021年4月12日より(改定):手取り7800円 (手数料20%×1.1(消費税10%)=22%)
2021年4月12日まで(従来場合):手取り78000円 (手数料20%×1.1(消費税10%)=27.5%)
2021年4月12日より(改定):手取り78000円 (手数料20%×1.1(消費税10%)=22%)
※5万円以下数料27.5%、10万円以下手数料22%、20万円以下の手数料16.5%になります。
意見は賛否両論ありますが、手数料は確かに高いですが、ココナラを活用するメリットや魅力は他のところにあります。
購入者にも手数料の負担がある
サービス出品購入にも手数料が発生します。
他のクラウドソーシングサイトにはないので、購入前に合計金額をざっくり把握しておきましょう。
- 販売時に適用される手数料:20%(税込22%)
- 購入時のサービス手数料:5%(税込5.5%)
販売者への手数料は一律20%(税込22%)に変更されました。
購入者にも5%(税込5.5%)の手数料負担が導入されました。
今までになかった手数料として、新たに改定された購入者にかかる手数料「5%(税込5.5%」です。
実際に1,000円のサービスを購入した場合の手数料
1,000円のサービスを購入すると、5%(税込5.5%)の手数料が発生するため55円請求されます。
倍の金額になった場合
- 10,000円のサービスであれば、550円
- 10,000円のサービスであれば、5,500円
倍の金額になった場合
- 10,000円のサービスであれば、550円
- 10,000円のサービスであれば、5,500円
ですので、個人と取引する際は予算が見合わないなんてこともざらにあります。
代表的なクラウドソーシングサイトの手数料と比較
代表的なクラウドソーシングサイトの「クラウドワークス」と「ランサーズ」で手数料を比べてみました。
クラウドワークス | ランサーズ | ココナラ |
---|---|---|
20% | 5%~20% | 販売者:一律20%(税込22%) 購入者:一律5%(税込5.5%) |
このように他のクラウドソーシングサイトと比較すると、やはりココナラは手数料が高いことがわかります。
クラウドワークスやランサーズと比べると割と高めですが、クラウドソーシングの中でも趣味や特技を販売できるという魅力もあります。
うまくココナラを活用しましょう。
ココナラをうまく活用する方法
他のクラウドソーシングサイトに比べると手数料が高いということを理解しましたね。
手数料が高いから他のクラウドソーシングサイト「クラウドワークス」や「ランサーズ」を利用するのも一つの手ですが、ココナラの魅力や活用方法を理解してうまく運用しましょう。
「手数料が高いため、直接取引すれば多少の値引きをしても、ココナラよりも稼げる」という風に考える方は多いのではないでしょうか。
しかし、
ココナラは電話番号やメールアドレスの交換、外部での金銭授受、外部への誘導など、サイト外でのやり取りは禁じられています。独自のシステムや目視監視で見つかった場合、厳重注意またはアカウント停止・凍結の恐れがあるので十分注意しましょう。
上記の関係性から外部誘導はおすすめしません。
では、ココナラの活用方法とは何なのでしょう。
ココナラの活用方法は以下です。
- ココナラ実績が貯まればい自然と取引が増えてくる
- ココナラで実績を貯め、SNSを活用し直接取引を増やす
- 「クラウドワークス」や「ランサーズ」をメインにココナラをサブメインとして使う
ココナラ実績が貯まればい自然と取引が増えてくる
ココナラで少しずつ実績が貯まれば、取引金額やと取引件数に応じて、ランクがつきます。
以下が認定ランクの条件です。
このようなランクがつくと、信頼度も高くなり検索結果にも表示されやすく、自然と案件対応のお問い合わせが増えます。
つまり、提案文章を考えて営業しなくても毎週や毎日のように案件依頼が来るということです。
ココナラで実績を貯め、SNSを活用し直接取引を増やす
案件を獲得するためには、市場よりも価格を安く提供したり、付加価値をつけて提案したりといろいろな方法があります。
永遠に低価格で案件を獲得し作業したとしても、大きく稼ぐことができません。反対に、作業効率が悪くアルバイトの方が稼げるかもしれません。
そうならないためにも、ある程度実績が貯まったら商品説明欄を見直し値上げしましょう。
値上げしたのと同時に、ブログやSNSで積極的にPRしましょう。
ある程度の実績が貯まれば、『ココナラ受注件数○○』『ココナラで売上No.1になった』などの記載がてき、ブログやSNS経由で案件を獲得できます。
SNSやブログで発信した際のメリット
SNSやブログ経由でココナラに依頼が入ることもありますし、SNSやブログで「お問い合わせ」から依頼がダイレクトに入ることある。
こういった案件は、手数料が差し引かれないので、収入は取引金額の100%となります。
「クラウドワークス」や「ランサーズ」をメインにココナラをサブメインとして使う
他のクラウドソーシングサイトに比べるとココナラは、手数料が高いです。
ですので、クラウドワークスやランサーズと併用しつつ、ココナラを利用するのをおすすめします。
手数料の問題から、クラウドソーシングサイトは高額に取引した分だけ手数料で差しひかれます。
クラウドソーシングを複数併用しつつ、実績が貯まれば、ブログやSNSなどを活用して、自分のスキルをブランディングし直接案件を獲得するように見据えましょう。
ココナラの手数料は高い!でも、ココナラの魅力やメリットも多い
手数料が高いという声も多数ありますが、それに劣らずメリットも多いです。
クラウドソーシングサイトを使わずに自ら営業するのは、時間と労力がとてつもなくかかります。
反対にココナラを利用してある程度の実績があれば提案分を作成せずとも自然に依頼問い合わせが増えるというのが最大のメリットです。
また、他にも様々なメリットがります。
ココナラにはお世話にはなっているのですが、手数料の高さには正直困っています。参っている人も多いでしょう。
- 他のクラウドソーシングサイトと違い、自分の趣味や特技を出品販売できる
- 初期投資なしで無料で始められる
- 実績があれば、営業しなくても仕事を受注できる
- 自分の現状スキルを把握できる
- 金銭トラブルが起きにくい
上記で取り上げたメリットを詳しく解説していきます。
他のクラウドソーシングサイトと違い、自分の趣味や特技を出品販売できる
ココナラは、クラウドワークスやランサーズ等の大手クラウドソーシングサイトでは提供できなサービスを提供することができます。
自分の趣味や他の人より優れた特技を販売することが可能です。
販売できるスキルの例をまとめました。
- アイコン、似顔絵作成
- 結婚、恋愛、子育て相談
- 悩み相談
- 占い
- 美容相談
- マネーや住宅の相談
- 一緒にお出かけします案件
- 料理のレッスン
- 趣味のレクチャー
- 音声・画像・動画制作
- WEB・IT関係の相談
- 就活・キャリア・留学相談
- ビジネス関係のスキルアップ
- 語学のレッスン
- アフィリエイトや副業の相談
このように、専門知識だけでなく様々な得意としていることを販売できるメリットがあります。
特にココナラで人気のジャンルは、「占い」「似顔絵制作」「恋愛相談」「カウンセリング」です。
こういった分野が得意な方は挑戦しましょう。
また、専門スキルが必要な案件も豊富なので、多種多様に仕事ができます。
初期投資なしで無料で始められる
ココナラは、会員登録不要、出品手数料無料で始められます。
つまり、パソコン一台またはスマホ一台とWIFI環境さえ整っていれば、始めれるわけです。
初期投資がないためマイナスになる要素は少なく、手軽に始められるのもメリットですね。
実績があれば、営業しなくても仕事を受注できる
ある程度の実績があれば、営業しなくても仕事を受注できます。
他のクラウドソーシングサイトと比べてココナラは、クライアントがサービスを検索して選ぶのが基本となります。
ですので、高評価レビューが高い受注者側や販売実績がありスキルが明確な受注者側は自然にはお問い合わせが増えます。
その為、自ら案件応募しなくてもクライアントからお問い合わせが来て仕事が獲得できるということです。
自分の現状スキルを把握できる
ココナラのみならず他のクラウドソーシングサイトも同じことが言えますが、自分の現状スキルが把握できるメリットがあります。
クラウドソーシングサイトは評価制度が導入されているため、クライアントからの総評やコメントが確認できます。
そのため、クライアントの満足度はもちろん技術的な面も確認できるというわけです。
金銭トラブルが起きにくい
ココナラは、仮払い制度が導入されているため、金銭トラブルが起きにくいです。
ココナラ運営者が販売者と購入者の仲介を行っているため安心して取引ができます。
納品した後に返信がない場合や連絡が途切れてしまった場合でも、仮払い制度があるため、報酬はしっかり受け取れます。
ココナラで稼ぐためのポイント2つ
ココナラで稼ぐために必要なポイントをご紹介します。
オリジナリティーをだして、他の人と差別化する
実績を積むためには、低価格で商品を出品する方法もありますが、それだけでは受注できる確率は高くなりません。
しっかり受注できるようにし稼げるようになるためには、別の方法で試しましょう。
「出品商品の価格を下げる」のはもちろん大切ですが、それ以上に大切なのが価格に以上の「強み」ですので、比較的他のクラウドソーシングサイトに比べて参入しやすいです。
例えば、HTMLとCSSが使えてホームページ制作が得意な場合は、プラスして「イラストデザイン(画像)」を提案しましょう。
「イラスト×ホームページ制作」と複数のキーワードを組み合わせたり工夫して提案することで成約率はグンと高まります。
ただ、闇雲に複数のキーワードをかけ合わせるのではく、市場のニーズを意識することも大切です。
自分のスキルを可視化して、市場のニーズの分野を重ねることがポイントとなります。
できる限り、クライアントの要望に沿って「強み」をかけ合わせて受注できるような提案を行いましょう。
作業効率化を意識する
作業効率化を意識しないと、価格と労力が見合っていないと稼ぐことができません。
例えば、「ホームページ制作」を30,000円で受注して、40時間以上かかるとします。(凝ったデザインの場合もっとかかります。また、修正依頼があればよりかかりますよね。)
最初の案件としては嬉しかったですが、時給換算すると750円です。
これらが永遠となると、大きく稼ぐことは不可能に近いです。
そこで、私は、事前にフレームを複数用意し、その組み合わせで制作物を作ることで作業時間を短縮でき、なおかつ時間当たりの単価も上がりました。
つまり、稼ぐためには効率化を考え作業することがポイントとなります。
ライターからひとこと
ココナラの手数料と稼ぐためのポイントをご紹介しました。
手数料は高額に取引した分、差し引かれますがそれよりもメリットや魅力のほうが多いです。
実際に、企業するわけでもなくコストもかからないため、マイナスになることはないでしょう。
むしろ、実績が上がればあがるほどプラスになることでしょう。
ですので、実際にココナラをはじめ、各クラウドソーシングサイトを有効活用しましょう。