趣味の延長線上で写真やイラストや動画の制作物を投稿して、収益を得ている人の多くは『ストックフォトサービス』を利用しているでしょう。
ストックフォトサービスは本の一部の人しか稼げていないのが現状です。
稼げている人でも初期の作品からどんどんハイクオリティな素材に進化していってます。
— TRYK MAGAZINE@図解で分かるwebサービス×副業×学び (@trykmagazine) September 5, 2021
- ストックフォトサービスとは
- ストックフォトサービスで写真・イラスト販売を行う手順とは
- ストックフォトサービスの人気おすすめサイトとは
- 結局どれがいいの?
- ストックフォトサービスを活用したメリットとデメリットとは
- 写真販売の副業で稼ぐ方法とコツとは
今や、写真やイラストをアップし、報酬を得ている副業をする人が増えてきており人気があります。
写真を撮る人やイラスト・デザインを描いたり制作したりする人はぜひチャレンジしてほしい副業です。
そこで、今回は人気おすすめのストックフォトサイトを厳選してご紹介していきます。
また、写真・イラストで稼ぐための方法とコツについてもご紹介。
ぜひ、参考にしていただき時間をかけて撮った写真やイラストをアップし、販売しましょう。
ストックフォトサービスとは
ストックフォトとは、ユーザーが魅力ある写真やイラストを投稿し、集約させたサービスのことです。
これらの集約させた写真やイラスト等を企業や出版社がWEBや雑誌、テレビなどのメディア系で使用目的に応じて使用料を支払います。
ストックフォトサービスの投稿は、気軽にできるため、隙間時間に行えます。
また、世界中に投稿写真やイラストを発信できるため、国内のみならず世界中のユーザーに販売することが可能です。
魅力のひとつともいえますね。
報酬金額は、あらかじめ設定しておいた販売価格から販売手数料を差し引いた金額を受け取れることができます。
ストックフォトサービスで写真・イラスト販売を行う手順
ストックフォトサービスで写真・イラスト販売を行う上での始め方と手順についてご紹介します。
ストックフォトサービスの流れは以下となります。
- 1.ストックフォトサービスに登録する
- 2.ご自身で撮影や制作したものをアップロードする
(法的に関わるな写真やイラスト・著作権や肖像権等に要注意)
- 3.アップロードされた写真やイラストが審査される
- 4.審査通過後、ストックフォトサービスにアップロードされる
- 5.写真やイラストが売れると手数料を差し引いた販売手数料が報酬となる
ご自身で撮影されたものでも、法的に関わるかもしれません。
しっかりとストックフォトサービスの投稿する際の注意事項を確認しないと、審査に落ち販売できない状態になります。ですので、事前に規約やルールを確認し手順を踏んで登録していきましょう。
ストックフォトサービスの人気おすすめサイトとは
利用者が多く、人気おすすめのストックフォトサービスを厳選してご紹介します。
お小遣い稼ぎやガッツリ稼ぎたい人は、『たくさん投稿すること』と『複数のストックフォトサービスの活用』です。
ぜひ、知っているサービスや聞いたことがあるサービスがあれば積極的に活用しましょう。
また、ストックフォトサービスの選び方は以下を基準にしましょう。
ストックフォトサービスの選び方
- サイトの使いやすさ
- 写真やイラスト素材の登録のしやすさ
- コミッション率(報酬金額が最も高い)サービス
- PIXTA(ピクスタ)
- shutterstock(シャッターストック)
- Adobe Stock(アドビストック)
- Snapmart(スナップマート)
- PhotoAC(写真AC)
- photolibrary(フォトライブラリー)
- iStock(アイストック)
- aflo(アフロ)
PIXTA(ピクスタ)
利用者数も多く国内で最大手のストックフォトサービス『PIXTA(ピクスタ)』。
写真素材・イラスト素材・動画素材・音楽素材のジャンルで、5,050万点以上の素材があります。
素材販売はアマプロ問わず、誰でも販売可能です。
安心補償サービスも充実しており、万が一『著作権侵害』『肖像権侵害』になったとしても、損害の一部または全額を補償してくれます。
『PIXTA(ピクスタ)』の特徴
- 完全日本語サイトで使い易い
- 写真を一括アップロードできる
- 比較的単価が高い
- 販売実績に応じてランクが決まり報酬率がアップする
販売できる素材 | 写真素材・イラスト素材・動画素材・音楽素材 |
---|---|
最低報酬額 | 0.25クレジット(27円)~ |
撮影者の報酬率 | 22%~58% |
審査 | 有 |
shutterstock(シャッターストック)
世界150ヵ国で展開されている業界最大規模のストックフォトサービス『shutterstock(シャッターストック)』。
画像・写真・ベクター画像・動画・音楽のジャンルで、約32000万点以上の素材があります。
世界で利用されている分、利用者ともに自身が投稿したものに対してのアクセス数が期待できます。
グローバルに販売できる点は、大きなメリットです。
また、審査の早さは業界内でもトップに位置しており、ご自身の作品をスピーディーに販売できるところも魅力に一つです。
『shutterstock』の特徴
- グローバルに写真を始め、自身の作品を販売できる
- アクセス数に期待できる
- 審査はスピーディーに行われ、たくさんの作品を掲載できる
- 日本国内のサイトではないため、英語のタグ付けが必要
販売できる素材 | 画像・写真・ベクター画像・動画・音楽 |
---|---|
最低報酬額 | 定額1枚で0.25ドル(およそ25円) |
撮影者の報酬率 | 20%~30% |
審査 | 有 |
また、Shutterstockサイト内に、「Shutterstock Editor」というオンライン加工ページがあり、購入した写真をそのまま「Shutterstock Editor」で編集できます。
Adobe Stock(アドビストック)
世界的有名な画像処理ソフト『Photoshop』『Illustrator』が手がけるアドビ社が運営するストックフォトサービス『Adobe Stock(アドビストック)』。
写真・イラスト・ベクター・ビデオ・3D・テンプレートのジャンルで、ハイクオリティの素材が豊富です。
知名度が高く、安心して利用できる魅力があります。また、登録審査が早く一括登録機能があるため、一度にたくさんの投稿が可能です。
また、アドビ製品から直接『Adobe Stock(アドビストック)』にアクセスして。管理できるのでとても便利です。
『Adobe Stock』の特徴
- 一括登録機能がある
- 知名度が高いため、安心して利用できる
- 世界的にシェアされているためアクセス数も期待できる
- サービス内で自身の作品を営業してくれる可能性がある
- Adobe CCとの連携が良く作業効率がアップする
販売できる素材 | 写真・イラスト・ベクター・ビデオ・3D・テンプレート |
---|---|
最低報酬額 | 0.33ドル(およそ33円)~ |
撮影者の報酬率 | 20%~46% |
審査 | 有 |
Snapmart(スナップマート)
気軽に投稿でき、写真販売初心者には大人気のストックフォトサービス『Snapmart(スナップマート)』。
写真素材のジャンルが主に、日常写真から自然な写真のほか様々な素材があります。
スマホ一台で気軽に撮影し、気軽に投稿できる魅力があります。
また、通常のストックフォトサービスに比べ、審査が一切ありません。
スマホアプリで投稿したり、写真販売を楽しむ視点では〇。
『Snapmart』の特徴
- スマホで撮った写真を気軽に販売できる
- 審査がないため、誰でもすぐ投稿できる
- スマホアプリで完結できる
販売できる素材 | 写真素材・イラスト素材・動画素材・音楽素材 |
---|---|
最低報酬額 | 97円~ |
撮影者の報酬率 | 30%~60% |
審査 | 無 |
PhotoAC(写真AC)
高品質な無料写真素材をはじめサイトの使い易さに定評があるストックフォトサービス『PhotoAC(写真AC)』。
写真素材のジャンルが主に、日常写真から自然な写真のほか様々な素材があります。
写真以外にもイラストを始め動画やビジネステンプレートやチラシ等のデザインも投稿できるストックフォトサービス。
無料でダウンロードできることから、他のストックフォトサービスに比べて1ダウンロードあたりの報酬は低いです。
ダウンロード数で換算されるため、人気が出ればまとまった報酬を受け取ることができます。
『PhotoAC』の特徴
- サイトが非常に使い易い
- 人気が出ればイラスト作成の依頼を受けれる
- 1ダウンロードあたりの報酬は低い
販売できる素材 | 写真素材・イラスト素材・動画素材・配布物素材 |
---|---|
最低報酬額 | 2.75円/1ダウンロード(人、人物写真の場合 5円/1ダウンロード) |
撮影者の報酬率 | – |
審査 | 有 |
photolibrary(フォトライブラリー)
ロイヤリティーフリー写真素材が110円から購入できるストックフォトサービス『photolibrary(フォトライブラリー)』。
写真素材・イラスト素材・動画のジャンルが主に、日常写真から自然な写真のほか様々な素材があります。
日本企業ならではの、きめ細かな設定やサービスが実装されており、海外サイトに比べ初心者の方でも使い易いサイトです。
『photolibrary』の特徴
- 販売価格は自分で設定可能
- サイトが非常に使い易い
- ストックフォトサービスの中でも報酬は低め
販売できる素材 | 写真素材・イラスト素材・動画 |
---|---|
最低報酬額 | 35円~ |
撮影者の報酬率 | 35%~ |
審査 | 有 |
iStock(アイストック)
200ヵ国以上で利用されているストックフォトサービス『iStock (アイストック)』。
写真・イラスト・ベクター・ビデオのジャンルが主に、様々な素材があります。
世界のユーザーに向けて写真やそのほかの作品を販売することができます。
世界中の大手メディアが利用しているストックフォトサービスなので、自分の撮った写真や作品が有名なメディアに載るかもしれません。
審査はありますが、ぜひ挑戦してほしいストックフォトサービスです。
『iStock』の特徴
- いろんなジャンルの作品を販売投稿可能
- 完全日本語のためサイトが使いやすい
- 価格が一定で分かりやすい
- 作品の質が高い
販売できる素材 | 写真・イラスト・ベクター・ビデオ |
---|---|
最低報酬額 | 1カ月10ダウンロードで3,000円 |
撮影者の報酬率 | – |
審査 | 有 |
aflo(アフロ)
テレビニューズやテレビ番組でも素材が使われる日本有数のストックフォトサービス『aflo(アフロ)』。
写真・イラスト素材/出版・報道写真素材/美術・絵画素材/動画素材/報道動画のジャンルがあり、ハイクオリティな素材が豊富です。
約5,000万点以上の超える高品質な素材を取り扱われており、中でもハイクオリティな素材が豊富な為やや審査も難しいようです。
『shutterstock』の特徴
- ハイクオリティな素材が豊富
- サイトが使い易い
- 審査がやや厳しい
販売できる素材 | 写真・イラスト素材/出版・報道写真素材/美術・絵画素材/動画素材/報道動画 |
---|---|
最低報酬額 | 非公開 |
撮影者の報酬率 | 非公開 |
審査 | 有 |
結局どれがいいの?
結局のところ、利用者が多くて報酬率が高いストックフォトサービスを活用しましょう。
まずは、以下のストックフォトサービスを登録しましょう。
販売できる素材 | 最低報酬額 | 撮影者の報酬率 | 詳細リンク | |
---|---|---|---|---|
PIXTA | 写真素材・イラスト素材・動画素材・音楽素材 | 0.25クレジット(27円)~ | 22%~58% | 詳細を見る |
shutterstock | 画像・写真・ベクター画像・動画・音楽 | 定額1枚で0.25ドル(およそ25円) | 20%~30% | 詳細を見る |
Adobe Stock | 写真・イラスト・ベクター・ビデオ・3D・テンプレート | 0.33ドル(およそ33円)~ | 20%~46% | 詳細を見る |
ストックフォトサービスを活用したメリットとデメリット
ストックフォトサービスを活用したときのメリットとデメリットをご紹介します。
- 趣味の延長線上で稼ぐことができる
- ポートフォリオとして掲載できる
- 不意に爆発的に売れ、収入が増える可能性もある
- 集客量があれば営業をしなくても売れる
- 気軽に投稿でき、チャレンジしやすい
- 求められている写真やイラストを投稿しなければならない
- 極一部しか稼げていないのが現状
- 著作権や肖像権などで賠償請求されることもある
メリットもありますが、稼げるっていう観点から行くと、本業並みに稼ぐのはまだまだ厳しいのが現実です。
写真販売の副業で稼ぐ方法とコツ
写真販売は気軽に誰でもチャレンジできる副業ですが、むやみやたらに写真を投稿しても売れません。
以下のポイントを抑えつつ、数ある写真の中から魅力的な写真を投稿しましょう。
写真販売の副業で稼ぐ方法とコツを以下となります。
- 写真の基本的な技術を常に身に着けておく
- 需要と供給を見極め、需要の大きいものを投稿する
- 人物写真にチャレンジしましょう
- とにかくたくさん投稿する
写真の基本的な技術を常に身に着けておく
ストックフォトで写真を販売する際は、ある程度の知識を身に着けておきましょう。
売れている写真を常にチェックし、真似してみるのもひとつの手です。
需要と供給を見極め、需要の大きいものを投稿する
売れる写真を投稿するためには、写真の需要と供給をしっかり見極めながら投稿していきましょう。
ずっと変わらず人気が変わらないのは、ペット写真です。
人物写真にチャレンジしましょう
ストックフォトサービスがたくさんありますが、最も需要が高いのは人物写真です。
そのため、より多く稼ぎたい場合は、人物写真にチャレンジしましょう。
ただし、人物写真をアップする場合は、著作権や肖像権にも絡んできます。
十分、注意して取り組む必要があります。
人物写真をアップする人は少なく、狙い目のジャンルとも言えます。しっかりと準備さえと問えば高い確率で収益に繋がることが多いです。
とにかくたくさん投稿する
やはり、アップする写真の選定などに時間が掛かってしまいがちですが、投稿数が大切です。
はじめのころは、たくさん写真をアップし、売れやすい写真の傾向を掴みながら行動するのも一つの手です。
ライターからひとこと
ストックフォトサービスを一挙にご紹介しました。
ここで言えることは、まずは下記のストックフォトサービスを利用して自分に適したサービスを見つけてください。
販売できる素材 | 最低報酬額 | 撮影者の報酬率 | 詳細リンク | |
---|---|---|---|---|
PIXTA | 写真素材・イラスト素材・動画素材・音楽素材 | 0.25クレジット(27円)~ | 22%~58% | 詳細を見る |
shutterstock | 画像・写真・ベクター画像・動画・音楽 | 定額1枚で0.25ドル(およそ25円) | 20%~30% | 詳細を見る |
Adobe Stock | 写真・イラスト・ベクター・ビデオ・3D・テンプレート | 0.33ドル(およそ33円)~ | 20%~46% | 詳細を見る |
何より楽しむことが大切です。
趣味の延長線上として楽しみながら写真販売を行いましょう。